ここでは、生活の中に隠れているうつ病の内容、うつ病のチェック等を紹介しています。
この内容が参考になれば幸いです。
ストレスの多い現代社会で、うつに悩む患者さんの数は毎年増えています。近年の調査で、15人に1人が生涯に一度はうつ病になる可能性があると報告されました。
しかし、うつ病できちんと治療を受けている人はそれほど増えていないのが現状です。その原因はうつ病が風邪などのようにはっきりとした症状があらわれるわけではなく、病気と気づきにくいためです。また、なんとなく気分がすぐれない、からだがだるいといった状態がズルズルと続き、知らず知らずのうちに悪化していってしまいます。このため、うつ病は少しでも早いうちに適切な治療を受けることが大切です。
あなたの中に隠れている”うつのサイン”に気づいてください。
うつ病は気分が落ち込んだ状態が何週間もずっと続く病気です。うつ病になると、気分の落ち込みに加え、考える力や決断力が低下したり、からだにもさまざまな症状があらわれるという特徴があります。
また、物事に対する意欲もなくなるため、これまで楽しんでいたことが楽しめなくなったり、普通にできていたことが億劫に感じられるようになります。
うつ病の症状は患者さんによって異なりますが、それぞれの世代ごとにうつ病の症状や日常生活への影響などは似た傾向があるようです。
あなたの生活の中に”うつのサイン”が隠れていないか、チェックしてみてください。
□ 朝、新聞を読む気がしない、テレビを見る気がしない
□ 仕事に集中できない
□ 仕事でちょっとした判断ができない
□ つまらないミスが増えたと、上司や同僚に指摘される
□ 仕事帰りに飲みに行く気になれない
□ 休日は趣味(ゴルフなど)をやるよりも、寝ていたい
□ 寝つきが悪い、途中で目が覚める、逆に寝すぎる
□ 朝、化粧をするのが面倒
□ 洋服や髪型など、身だしなみに気を遣わなくなった
□ ランチを食べる気がしない
□ 休日に友人と遊んだりショッピングをしてもつまらない、楽しめない
□ とにかくイライラする
□ ちょっとしたことで涙がでる
□ 朝、家族よりも遅くまで寝ていることが多くなった
□ 以前は午前中で片づけていた家事が、夕方までかかる
□ 家事がつらく感じる
□ 夕食のメニューが決められない
□ スーパーで何を買ってよいかわからない
□ 近所の人が集まっていると、悪口を言われているような気になる
□ 自分はダメな母親・妻だと、自分をせめる
□ いいようのない不安や焦りがあって、居ても立ってもいられなくなる
□ 物忘れがひどくなった気がする
□ 重大な病気にかからないか、破産しないかなど、健康やお金のことが必要以上に心配
□ 肩や腰、ひざなどが痛むが、原因がよくわからない
□ 悲しい、寂しいと周囲の人にこぼすようになった
□ 時には、消えてしまいたいと思うことがある
チェック項目はうつ病の患者さんに多い症状を、各世代ごとに分けたものです。いくつかあてはまる場合は、1人で悩まず医師に相談してください。
うつ病は気の持ちようや考え方の問題ではなく、医学の進歩とともに脳内の神経伝達物質がうまく働かない状態になっていることがわかってきました
やる気が出ない、物事が思うようにできない、からだが重い、あなたの生活がこれまでと違ってきている、と感じたら、それは一生懸命がんばりすぎたあなたに、こころやからだが”うつのサイン”を出しているのかもしれません。
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